医療事務でのブラック病院の経験談part1

ブラック病院 病院一般

ブラック企業に勤めていると、なにが普通でなにが普通じゃないのかわからなくなってきますよね。

ブラック企業ほど、従業員を洗脳して労働のみに注力させようとするため、大変タチが悪いです。

この記事では2つのブラック企業を渡り歩いた私が、医療事務としてブラック病院で経験したおかしな出来事を紹介していきます。

皆さんの職場に当てはまったのならば、そこは確実にブラック企業です

そんな職場に留まる必要は全くありません。

この記事を読むことでブラック企業の洗脳が解け、改めて転職を考えていただく方が増えることを目的としております。。


こんにちは、ひとしです。

私が新卒で入職した病院は、まぎれもなく漆黒のブラック企業でした。

それはもう魔界の黒龍すら凌駕する勢いです。

ですが当時の私は、その病院が社会に出て一つ目の職場だったので、繰り広げられる日常が「異常」であったことに全く気付けませんでした。

そんなブラック病院での経験談をシリーズ化してお送りしていきます。

最後までお読みいただくことで、皆さんが今後就職や転職をする際にブラック企業を回避できる力が身に尽きますので、ぜひご覧ください。

1.残業代について

ブラック病院は、残業代が満額付きません。

たとえ残業申請をしたとしても、課長が課全体の残業時間のバランスを考えて勝手に削ってしまうのです。

いち早く退社する課長が、部下がなんのために残業していたのかを全く見ていないのに残業時間を削っちゃいます。

また、17時の定時以降も帰っていい雰囲気が全くなく、無駄にカルテの整理などして先輩や上司の様子を伺わなければならない環境でした。

帰る時間が読めないため、友人との約束もなかなかとることができず、つらい新卒時代でした。

次第に鬼のような大量の業務量を抱えることになったため、仕事終わりに友人と過ごすことを諦めました。

残業代の未払いはもちろん違法です。自分でも残業時間をチェックしておき、ちゃんと支給されているかを給与明細と照らし合わせ確認ましょう。

 

2.休日出勤について

2-1.膨大な業務

ブラック病院では、業務量が半端なく大変に多くの業務を抱え込んでいました。

仕事ができる人に仕事が集まる

なんてかっこいいことではなく、事務職員全員の業務が単純に大量だったのです。

その病院は日本全国にいくつもの病院や施設を有するグループ病院の一つであり、それらを統括する「本部」なる母体が各病院の運営に噛んでいるのですが、それが厄介なのです。

というのも、本部が人員配置を決定するにあたり、病院一つ一つの状況を考慮せず、病院の規模か患者数か業務量かはわかりませんが、本部の決めた「定数」によって人員が決まっていました。

そのような決め方ですから、現場の実情に即した分だけの人員を充足することはできず、慢性的に業務過多による残業が当たり前の状況でした。

2-2.公認の休日出勤

膨大な業務をさばいていくには残業に加え、休日出勤を行うほかありませんでした。

もちろん打刻はできません

私のパソコンが地下駐車場から直結で入れる部屋にもあったため、課内のデスクには行かず、上司に確認を取ることなく内緒で休日出勤し、業務をこなしていました。

ある日、その地下の部屋のパソコンを上司が別のところに持って行っていいかと聞いてきてたため、

「休みの日に出勤して仕事をしているので勘弁してほしいです」

と、伝えたところ、

あぁ、そうかぁ、そりゃあかんなぁ

と言い、パソコンは持って行かれずに済みました。

なんと、休日出勤大歓迎!!

ここに上司公認の休日出勤が誕生したのでした・・

そのブラック病院にいた時は当たり前のように休日出勤をし、休日出勤することを考えて業務の予定を組んでいました。

休日出勤をするメリットとして、患者対応や上司の指示に左右されることなく黙々と仕事に取り組めるので好きだったのですが、今考えると発狂しそうです。

休日出勤は愚の骨頂です。

 

3.有給休暇に対する考え

3-1.サービス残業

上述の通り、ブラック病院では毎日の残業が当たり前で、もはや定時は21時じゃないかと勘違いするくらいです。

それ程までに少ない人数で膨大な業務量をこなさないといけない状況でした。

しかし、そんな残業ばかりしていたある日、

月の残業が60時間を超えた職員は本部に報告する

といった通達が出ました。

本部に報告されてどうなるかはわかりませんが、なんとかして残業時間を60時間に抑えなければと、考えて行動に移すは結局のところ

サービス残業

しかありませんでした。

タイムマネジメントの本を読んだり、Excelの関数を学んだりと、勉強もしましたが「焼石に水」でした。

そんな状況下で、必死になって残業を減らそうとサービス残業を織り交ぜながら、なんとか見せかけの残業時間を月60時間に抑えていました。

3-2.有給休暇の打診と絶望

そんな過労状態だったため、有給休暇が欲しくなったのです。

有休を好きにとれる職場に勤める友人の話を聞き、「なんて素晴らしい制度なんだ」と感じると同時に、「果たして自分の職場には『有給休暇』というシステムはあったのだろうか?」というレベルでした。

有休が欲しい

その思いを上司に伝えると、衝撃の言葉が返ってきました。

なんや、残業してるくせに有休欲しいんか。有休欲しんやったら残業ゼロにしてからやろ。残業してるくせに有休とるなんて本末転倒やで

と、おっしゃいました。

私は雷に打たれたように、その場に崩れ堕ちました。

残業の原因は全て職員個々人の能力不足に起因するのでしょうか?

いえ、そんなことは決してありません。

上司が業務量を把握せず、課のマネジメントを怠った上で、責任を職員に帰属しているのです。

なんということでしょう・・

この上司には何を言っても無駄だ・・そう思わせる出来事でした。

2019年からは有給休暇の取得が義務付けられ、最低5日は取らないといけません。

皆さんもしっかり有休をとってリフレッシュし、すがすがしい気持ちで業務にあたっていきましょう。

5日は「最低」ですので、5日以上取ってください。

4.ブラック企業を辞められない方へ

運悪くブラック企業に就職してしまい、辞めたくても辞めさせてもらえないといったケースもよく聞きます。

ですが、組織の「就業規則」にはたとえば

「退職希望日の30日より前に辞意を表明すること」

といったような取り決めが必ず定められていますので、これさえ守っていれば退職させてもらえないのは違法です。

ブラック企業なら有休休暇も使わせてもらえず貯まっているでしょうから、辞意を表明して30日間有休休暇を取得して出勤しないといったことも可能でしょう。

しかし、違法だからといっても組織と戦うのは本当に面倒なことですし、もはや出勤すらしたくないのに退職の手続きを進めるのは困難ですね。

そういった場合には、現在では退職手続きを代行してくれるプロもいますので、一度ご相談してみるのも手です。

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5.おわりに

過去を思い出して記事を執筆しておりますが、現在のホワイト企業に勤める私の感覚では考えられない日々が平然と起こっていたのだと愕然とします。

一人でも多くの方がこのブラック企業の異常性に気づき、ブラック企業を辞めていくことで、ブラック企業が淘汰されていきます。

記事に挙げたようなサービス残業や休日出勤、有給休暇を取らせないといったことをしないと成り立たないような職場な今すぐ見限ってやりましょう。

人出不足の今、あなたの力を必要としている場所はたくさんあります。

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